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ccTLDの解説

ccTLDはCountry Code Top Level Domain(カントリーコードトップレベルドメイン)の略です。これは国や地域ごとに割り当てられたドメインのことです。日本なら.jpです。国ごとにアルファベット2文字が割り当てられています。

ccTLDの取得条件

例えば、日本のccTLDである.jpの取得条件は日本に住所を有する団体、組織、個人に限られます。

国ごとの条件が日本と同じように住所を有するということに限られているということではなく、アメリカ合衆国であればアメリカ国籍、アメリカ在住、アメリカに関わっていることを明確に証明できる方とあります。

取得条件がつけられていない場合

大抵の場合、国ごとに取得条件がつけられていて、それを満たさないと取得することはできないのです。ただし、全世界のほうが取得可能という場合があります。例えば、コロンビアの.coやインドの.inです。

さらにツバルの.tvの場合のように、利益目的でccTLDの登録管理を民間企業に売り出しているということもあります。

ccTLDを取得する利点

ドメイン名というのは、ドメイン名を見ただけで会社がわかったり、組織がわかったりするような重要なものであり、顔のようにわかりやすく認識してもらえるものです。

日本の.jpがドメインに入っていれば、日本在住の人が取得してサイトを運用しているのだと認識してもらえます。どこの国のドメインかわかるとサイトの信頼度は、わからない場合と比べると高くなります。

認識されやすくなる

独自のドメインを使ってURLを作っていれば、サーバーを変えても同じURLを使用できるため、以前からの顧客からも引き続きアクセスしてもらえます。

認識してもらえるドメイン名を使うことで、覚えてもらいやすくなりアクセス数の増加につながります。

地域ターゲティングにも利用

Googleはサイトの地域性について、ccTLDを判断基準のひとつにしています。そのため、地域ターゲティングにも独自のドメインをccTLDで作ることは役立ちます。

地域ターゲティングにより特定の国でページランキングがあがれば、多くの人がサイトを訪れる機会が増えます。

その結果、資料ダウンロードを使ったり、問い合わせから直接仕事の依頼が来たりする可能性もあります。ccTLDで.jpを使ってドメインを作るなら、信頼性もあり、覚えてもらいやすくなり、サイト運営において有利といえます。